WATCH•SWISS

機能的な時計

一部の時計、特にダイバー、パイロット、モーター・レーシングー・ドライバーの時計は、元々時計の機能に関連した非常に特殊な機能を装備していましたが、時の経過とともに、その機能から時計の特性を認識できるようになりました。いくつかの例をご覧ください。

ダイビング

ブランパンは、現代的なダイバーズ・ウォッチ“フィフティ ファゾムス”を開発しました。この時計は逆回転防止ベゼル、発光するインデックス、自動巻きと耐磁性ムーブメントを装備しており、防水も50ファゾム(水深約100メートル)ありました。これらすべての基準は今日のダイバーズ・ウォッチを定義するISO6425の基礎となっています。ロレックス サブマリーナはもう一つの代表的なダイバーズ・ウォッチです。防水性、すっきりした文字盤、発光するインデックス、クロノメーターの正確性、回転式ベゼルや スチールの堅牢なデザインを装備します。

自動車レース

カレラは代表的なクロノグラフです。創業者ジャック・ホイヤー氏は完全な視認性を求めました。5分の1秒の目盛りが文字盤の外周にプリントされています。1940年代と1950年代の多くのクロノグラフは、タキメーターを文字盤の中央に配置せず、代わりにインデックスの上部の目盛り付きリングに配置しました。そのため、文字盤は大きく「はっきり」見ることができます。

飛行

商業飛行およびレジャー飛行のブームに乗って、1952年に発表されたブライトリング・ナビタイマーは、円形の計算尺を備えており、飛行に関わるすべての操作を可能にしています。この腕時計は、飛行計器を補う貴重なツールです。

航海

2007年にロレックスが生み出したオイスター パーペチュアル ヨットマスターⅡは、機械式メモリーを使用してプログラム可能なカウントダウン機能が組み込まれており、 “作動中”に同期化することができます。重要なレガッタのスタート時点に、スキッパーが求める正確さに応える理想的な機能です。これは、約360個の部品で構成されている機械式自動巻クロノグラフ・ムーブメントにより保証されています。1~10分のカウント・ダウン・プログラミングが起動され、回転ベゼルによりロックされます。このようなケースとムーブメントの全く新しい相互作用は、非常に使いやすい技術的な創造性を示しています。

スマートウォッチ

ティソのT-Touchシリーズに新登場したT-Touch Connect Solar。35件もの特許を保有するコンセプトです。オフモードならパワーリザーブはほぼ無制限。オンモードでは使用状況と太陽にあたる時間によりますが、最大6ヶ月まで。スォッチグループとCSEMの提携により生まれたオペレーションシステムSw-ALPSにより、アプリをインストールしたスマートフォンにブルートゥースで接続できます。他のモデルもそれぞれ優れた機能を備えています。ブライトリングのExospace B55はパイロットと海のナビゲーターに。SwatchPAY!は非接触型支払いに。フレデリック・コンスタンのSmartwatch Vitalityは心拍数をモニターします。

スペース

オメガのSpeedmaster Professionalは、ジェミニ計画から現在の国際宇宙ステーション計画まで、NASAの全ての有人飛行で使われた唯一の時計として、宇宙旅行の歴史に大きな役割を果たしています。1964年、NASAはオメガに「ジェミニ計画とアポロ計画で飛行チームが使う重要ツール、耐久性に優れ精度の高いクロノグラフ」の製造を要請しました。厳しい試験の結果1965年に最終的に選ばれたのがSpeedmasterです。1969年7月21日、アポロ11号のニール・アームストロング飛行士が月に人類初の一歩を記した時、彼の腕にはOmega Speedmaster Professionalがありました。