腕時計の外装部品
ケース、ダイアル、針、およびブレスレットは、時計を飾ります。
金、スチール、プラチナ、プラスチック、セラミックス、チタン製のケース、革、ラバー、布製のブレスレット、そして、透かし彫りや宝石で装飾されるダイアルなど無限の組み合わせが考えられます。
ここでも品質と精度が不可欠です。これらの外装部品の製造要件は、その他の製造要件と同様に厳格です。ほとんどの場合において、許容誤差は1000分の1に設定されています。
通常、金属ケースは成型前の貴金属または圧延棒鋼から製造されます。CNCマシンを使用した旋盤加工、フライス加工、およびドリル加工で、特にブレスレットの面取り調整を行い、プッシュピースおよびリューズを収容するケーシング・ホールを作成します。そして、寸法を確認して、機械加工の傷取り、面取り、研磨、サテン仕上げ、サンドブラスト加工など表面を手作業で仕上げます。製造プロセスは、多くの技術的および審美的検査を経て完了します。モデルによっては、彫刻を施したり、エナメル装飾または宝石をあしらったり最終的な仕上げを行います。